小さな小さな猫のキーホルダーです。
お馴染みの北欧の陶芸家リサ ラーソンさんデザインの小物グッズでもあります。
スウェーデンを代表する世界的な陶芸アーティストであるリサ・ラーソンさんは、
これまでに動物などをモチーフにした数多くの可愛らしい作品を発表しており、
日本国内にもファンやコレクターがいることで知られているそうです。
純粋なる猫のキーホルダーですが存在感や雰囲気は何とも云えないインパクトが宿ります。
アイボリー的な柔らかなる白地に鮮烈なる赤の組み合わせは、
何とも云えない存在感が滲み出ます。
機械式腕時計の文字盤でもそれは同じく、
柔らかなる存在感と絶妙なるコントラストが味わえます。
モンブリランダトラの白文字盤も眺め続けていると、
結構お気に入りのカラーコントラストの対比でしょうか?
味わい深い赤と白の配合バランスをギリギリ上品な世界に、
とどめながらさり気なく引き出してくれています。
これがイイとか?また嫌いとかはこの際ですから好き嫌いの関係ではなく、
存在している色のバランスと申しましょうか?
このデザインの融合が何とも云えないくらいに絶妙なのです。
機械式腕時計ばかりでこれらの色彩のバランスを語ると、
話しがまでもが堅くなってしまいそうです。
という事で今回は猫の目とその存在感。
そして文字盤のバランスを適当な対比で考えて見る事にしました。
偶然にも地域猫でもあり、
ヒトに全然慣れていない野生銅鑼猫のゴローちゃん「♀」が登場です。
ゴローちゃんは性別は一応は男らしい雰囲気なのですがこれでも
なんとれっきとした牝「メス」猫ちゃんなのです。
牝にゴローちゃんとは出鱈目なるネーミングにもほどがありますが、
名前を勝手にネーミングしてから2年後に発覚した性別ですからお許しを!
ゴローちゃんの場合は黒と白の配合コントラストに、
黄色い眼が2つ横並びで銅鑼特有なる顔のレイアウトなのです。
自然界に生息している野生の猫でも左右対称の、
バランスと色のコントラストを適度に合わせ持ちます。
この壁掛け時計の文字盤も適当なるランダムに視得ますが、
実は1と4と6の数字が逆位置表示にされています。
隠されたキーワードは
146位置「1461」それは電池の寿命も約4年程度のスパン。
自然界に仕掛けられたこの隠されたる数字のキワード1461という時間の流れ、
4年間でもあり1時間単位ですと24倍ですから長さは約35,064時間。
数字で確認すると凄く短いようで実はそれなりに、
長いようで掴みどころのない微妙なる期間なのかも知れません。
逆三角形バランスの安定したデザインレイアウトで、
構図が決まるのが可愛らしい猫の顔です。
丸いスペースにこの凝縮された配置デザインレイアウトを考えると、
隙間と隙間の「間」が時計の文字盤と、
ほぼ同じ間隔と均等バランスにさえ思えて参ります。
逆三角形のレイアウトデザインの中にさり気なく仕舞い込まれた、
ハートの安定が実は心を直撃させる意味を持つ隠し味とも考えられます。
偶然にも愛されるレイアウトとか、
配置バランスの距離感に共通な観易さとか左右対称の感覚!
というものが微かに存在しているようにも思えます。
カレンダー窓の白い余白と毛並みの明るさも偶然にも一致です。
もしかしたら?眺めていても決して飽きる事の無い、
この黄金比というものが存在しているとしたのなら、
不変なるデザインの中にさり気なく気がつかないレベルで巧妙に取り込まれて、
レイアウト処理が施されている1つの証拠なのかも知れませんね!
素晴らしきデザインの機械式腕時計の小さな文字盤レイアウトには、
こうした不変なる美しさが封印されているのかも知れません。
撮影機材:NikonD3S
AF-S NIKKOR 105mmF2、8G
1:2,8G EDレンズにて撮影です。
2012-01-17 Toshifumi Kako
株式会社オートファッションファクトリー横浜店
神奈川県横浜市都筑区早渕3-31-1
045-591-0888
加古 俊文