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人間とは思考回路の生き物である!
 

こんな言葉を何処かの書物で読みました。
欲しいとか欲しく無いの基準は、
性能やスペックでは無く、
直感に近いインスピレーションで
決まるのかも知れません。
 

目指すべき数字と社会経済のお話ですが、
何処かで無理をすればその反動は数年後に間接的に表れる!
抽象的なお話しで誠に申し訳御座いませんが、
最近どうしちゃったのかな?と正直思う事が多々御座います!
押しつけのルールが一方的に段階を追って変更されて行く契約内容。
 

本数を一定条件で持つのは
これはある意味仕方の無い事ですから、
この内容に関しては条件を了承し
全ての条件を気持ち良く飲ませて頂きました。
但し自分が得意とするコレクションモデルは存在しておりません。
 

すると今度は年間セルアウト本数の縛り条件なんてのが、
本社側のマーケッティング責任者の都合で取り決められました。
世界基準という名の元において
決められましたセルアウト実績の条件で御座います!
本来こうした趣味性の強き
機械式腕時計の選択はお客様に選択の自由が御座います。
 

お客様が製品をじっくりと選び、
深く納得されて、そして最終的にお気に入り頂けて、
購買に至るという流れが出来るのが、
本当のセルアウトとしてのスタイルなので御座います。
 

メーカー側が勝手に
セルアウト達成本数を目指して、
ある一定の基準をスローガンにするのは
確かに良いと思われますが、
努力目標や理想的な販売計画なら
それは何も問題は御座いません。

強制したりその条件が守られない場合は、
除外措置というのは大丈夫なんでしょうか?
日本独自に展開して来た販売ルートと
特別なユニークな営業スタイルで、
この20数年飛躍的に伸びて来たブランドでも御座いました。
 

気に入るような商材に恵まれ普通に接客していれば、
売れて行くような魅力的商材が
製品自体にあれば話しはなにも困りませんが、
お客様に選んで頂けない状況で
変に押し売りでもしたらそれこそ大問題です。

価格の高騰とコレクションがある程度一巡して、
新しい対象物に興味が持てない現代の環境下で、
こんな事をしたら余計な悪循環なんだと思いました。
 

積極的に関与させて頂いた製品の歴史も御座います。
 

1999年のホワイトゴールド製の白黒パンダモデル。
限定生産オールドナビタイマー1999 Limited 99本に始まり、
 

金無垢の38mmサイズのブルーエンジェルズの200本拡販
 

2,000年に限定発売の38mm白黒パンダナビタイマー00モデル 
ツーダイヤルのホワイトゴールドモデル限定100本
 

その後に発売された限定オールドナビタイマー
ファイターズのPT950プラチナモデル 限定50本
 

市場でお気に入りモデルが存在していなかった時代には、
特別枠で魅力的な商材をあえて前向きに調達させて頂きました。
選ばれる本質的な魅力をキチンと併せ持っているからの
自然な販売実績だったのだと思います。
 


売れるための小型化は果たしてどうなんでしょう?


小型化されて製品のコスト金額が
値上がりし昔のようには
気軽に追加コレクションのペースに対して、
モチロンあたりまえですが経済的な変動が御座います。
サイズが少し大きいからね〜と捨て台詞を残して帰った
顧客の言葉を鵜呑みにして、
製品の外径を小型化すれば本当に売れるのでしょうか?

そもそも存在感のある独自の大きさが特徴であり、
最大の魅力なんだと感じる方達に支えられて参りました。
媚を売るというわけではありませんが
大は小を兼ねるのだと思いました。
 

デジタル的なルールで
それはまるで警察官のようなご指導まで頂き、
身分を偽った調査員ミステリーショッパーズさんが
定期的に現れてはお店や接客内容を引っ掛け問題も含めて、
採点をされる評価社会の到来でした。

お金が動いているのなら
ベルトの1本くらい経費で注文していけば良いのですが、
時間の無駄と期待を残す言葉で立ち去られた日には、
正直複雑な気持ちになります。
 

自分は長年の経験がございますから、
ある程度は大丈夫ですが
他店さんで偶然にもこの秘密の調査員さんの接客に携わった、
若い担当者さんの引っ掛け問題による、
誘導尋問のミスならそれこそ大変な余韻を残しそうです。

評価の責任はランダムで出現時間が推測出来ないのですから、
それこそ社内での立場も含め偶然な接客評価は千差万別なのです。


基本契約とは何か?


本来の契約とは互いが尊重し合い
そして契約内容に対して真剣に話し合い
合理的に良い関係に向うのが筋だと考えております。
 

メーカー側だけの勝手な独自の販売ルールを、
こうも適当に都合良く増やされるのであれば
正直販売意欲も熱も当然ですが醒めて行きます。
折角築き上げて来た今までの日本独自の道筋とその流れも、
来年再来年にはおかしな方向へと、
脱線するのではないかと危惧しております。
 

20店舗のお店さんの10店舗のお店さんの歴史環境を、
守りたいと個人的に強くそう思いました。
最近の日本国内は異常気象に津波に大地震と、
予期せぬアクシデントも予想外に発生します。

被害にあった地域は当然経済活動もそれぞれなんだと思います。
デジタル的な判断でそんな諸事情も考慮に入れず
目標本数が未達成なら例外なく除外措置はどうなんでしょう?
持ちつ持たれつ支持してくださるお客様にも迷惑が掛かります。

一時的な数字の評価だけで今までの歴史にピリオドを打って
本社のマーケッティング主催者は何が楽しいのでしょうか?
自分たちが貴方達を特別に製品を扱わせてあげているんだよ!
だから最低限の条件くらい守ってよ!一方的な態度での契約です。
というか上から目線で販売店側の意向を無視した
自分都合な姿勢にしか受け取れません。
 

資本主義の履き違えが横行している、
まさに悪しき世界基準という制度なのではないでしょうか?


Toshifumi Kako





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http://www.jftc.go.jp/dk/guideline/unyoukijun/ryutsutorihiki.html


世界基準のルールと日本国内における温度差を考える。

 

単独の直接取引拒絶

1 考え方

 事業者がどの事業者と取引するかは、
基本的には事業者の取引先選択の自由の問題である。
事業者が、価格、品質、サービス等の要因を考慮して、
独自の判断によって、ある事業者と取引しないこととしても、
基本的には独占禁止法上問題となるものではない。

 しかし、事業者が単独で行う取引拒絶であっても、
例外的に、独占禁止法上違法な行為の
実効を確保するための手段として
取引を拒絶する場合には違法となり、また、
競争者を市場から排除するなどの
独占禁止法上不当な目的を
達成するための手段として取引を拒絶する場合には
独占禁止法上問題となる。
 
2 単独の直接取引拒絶

 事業者が、独占禁止法上違法な行為の実効を
確保するための手段として、
例えば次の(1)のような行為を行うことは、
不公正な取引方法に該当し、
違法となる(一般指定二項(その他の取引拒絶))。
 
 また、市場における有力な事業者が、競争者を市場から
排除するなどの独占禁止法上不当な目的を達成するための手段として、
例えば次の(2)~(3)のような行為を行い、
これによって取引を拒絶される事業者の通常の事業活動が困難となる
おそれがある場合には、当該行為は不公正な取引方法に該当し、
違法となる(一般指定二項)。
 
(1) 市場における有力な製造業者(注5)が、
取引先販売業者に対し、自己の競争者と取引しないように
させることによって、競争者の取引の機会が減少し、
他に代わり得る取引先を容易に見いだすことが
できなくなるようにするとともに、その実効性を確保するため、
これに従わない販売業者との取引を拒絶すること
(一般指定一一項(排他条件付取引)にも該当する。)
(2) 市場における有力な原材料製造業者が、
自己の供給する原材料の一部の品種を取引先完成品製造業者が
自ら製造することを阻止するため、
当該完成品製造業者に対し従来供給していた
主要な原材料の供給を停止すること
(3) 市場における有力な原材料製造業者が、
自己の供給する原材料を用いて完成品を製造する
自己と密接な関係にある事業者(注6)の
競争者を当該完成品の市場から排除するために、
当該競争者に対し従来供給していた原材料の供給を停止すること
(注5) 「市場における有力な事業者」については、下記(注7)を参照。
(注6) 「自己と密接な関係にある事業者」とは、
自己と共通の利害関係を有する事業者をいい、
これに該当するか否かは、株式所有関係、役員兼任・
派遣関係、同一のいわゆる企業集団に属しているか否か、
取引関係、融資関係等を総合的に考慮して
個別具体的に判断される。以下、第1部において同じ。


Toshifumi Kako